「スクワラン」と「スクワレン」の違いについて

深海には、地球上の生物が生きていくタメには絶対に必要なはずの酸素がほとんどなく、たくさんの水圧もかかっていて冷たい場所なんです。深海に住んでいるサメの体は、そんな過酷な環境でも大昔から今もずっと生き延びてきています。深海のサメが効率よく酸素を体にいきわたらせるために必要不可欠な成分が、深海鮫の肝臓の中に含まれている「スクアレン」。スクアレンは、酸素と非常に結び付きやすい性質をもっているため、深海鮫は深海の過酷な無酸素状態の中でも体の隅々に酸素をいきわたらせて生きていくことができるし、肝油なら深海鮫由来のサメ肝油が最高と言われているのです◎
ただ、基礎化粧品などに無臭のサメ肝油の成分を入れる時には、酸素と結びついて腐るのを防いで比較的長く安定した効果を使えるようにするタメに、加工をして酸化しにくいようにします。その酸化しにくくした成分が「スクワラン」です。つまり、口の中に入れる場合は「スクワレン」として、お肌に塗って身体の表面から体内に浸透させる場合は「スクワラン」として肝油を取り入れるのです。

名前は似てるケド逆な性質もあり、使い方も違う「スクワラン」と「スクワレン」に+1 !

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